口腔ケア(嚥下時のむせ対策)|愛知県常滑市の歯医者

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口腔ケア(嚥下時のむせ対策)

口腔ケアについて

歯科治療は、虫歯や歯周病になる前の予防が大切です。
特に40代から始まる「口腔機能低下症」は、そのままの状態を放置していると、舌の筋力が弱まり、咀嚼機能が低下。お口の中だけではなく、身体全体の問題に繋がってくるのです。
当院では「舌圧検査」「咀嚼能力検査」をもとに、ご自身で行える予防法や義歯のある人のサポートなど、一人ひとりの状況に合わせた口腔ケアを行っていきます。
「最近、むせるようになった」と感じたら、当院に是非お越しください。

口腔機能低下症とは?

「食事をするときにむせるようになってきた」「昔よりお口の中が乾燥してきた」などの経験はありませんか?それは口腔機能低下症の初期症状かもしれません。
たとえば、私たちは普段食事をする時に、自然と舌が上がります。しかし舌の筋力が弱まると、舌を十分に動かせず、むせることが増えてきます。結果として食事をする楽しさが少なくなり、低栄養状態になるリスクが高まるのです。
このように「咀嚼」、「嚥下」、「唾液分泌」など身体の健康に欠かせないお口の機能が低下する症状を「口腔機能低下症」といいます。

口腔機能低下症のチェック項目

「口腔衛生状態不良」「口腔乾燥」「咬合力低下」「舌口唇運動機能低下」「低舌圧」「咀嚼機能低下」の6項目のうち、3項目以上に当てはまる場合「口腔機能低下症」と診断されます。
具体的な症状としては以下のようなものがあります。セルフチェックを行い、複数項目に当てはまれば一度当院への受診を検討してみてください。

  • 口の中が乾くようになった。
  • 食事をこぼすようになった。
  • お茶やお味噌汁を飲むとむせることが増えた。
  • 以前に比べて硬いものは食べにくくなった。
  • 食事メニューが柔らかいもの中心になってきた
  • 滑舌が悪くなったと指摘を受けた。
  • 外出をする機会が極端に減った。
  • 1年で2~3㎏以上体重が減った。

当院では「舌圧検査」「咀嚼能力検査」を行なっております。

当院では口腔機能低下症を事前に予防するため、「舌圧検査」「咀嚼能力検査」を実施しています。やり方は簡単です。舌圧検査は舌を押し上げる力を測定。咀嚼能力検査は、グルコース分析装置を用いて咀嚼能率を測定していきます。
これらの検査はカウンセリングやお口の中の検査を行った後、口腔機能の低下が疑われる場合に保険適用が可能です。

検査料金

保険適用の場合、咀嚼能力検査は患者様の3 割負担で「420 円」、1 割負担で「140 円」となります。
舌圧検査も同様の費用となります。

あまかす歯科医院の口腔ケア

「舌圧検査」「咀嚼能力検査」を行い、口腔機能低下症の兆候をいち早く発見できれば、寝たきり予防や誤嚥性肺炎のリスク低下に繋がります。また、当院の口腔ケアは予防歯科の内容と組み合わせられるので、クリーニングによる予防効果も期待できます。
もし、検査によって舌の力や咀嚼機能が低下しているとわかった場合には、スプーンで舌を押したり、「ペコパンダ」という専用器具を活用したりと、様々なトレーニングを提案可能です。
ほかにも、手軽にできる「あいうべ体操」、カラオケ、近所の方とおしゃべりを積極的にするなども効果的です。お口の中の状況を知り、気になる点があれば日頃から予防を意識して行動する。それらを少しずつ行っていくことが、将来の健康に繋がってきます。

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